5月の中旬頃から、仕事で台湾に来ることが多くなった。 台湾というお国は面積的に九州と殆ど同じくらいながら、その形は米粒型というかゾウリムシ型というか崩れティアドロップ型というか狭いようで狭くなく、本土の中心よりチョイと南寄りには、 玉山(3952m) という東アジア一位の標高を誇る山 (富士山よりも高いのれす。)を抱えた一風変わった形の島国なのであります。 玉山(ユイシャン) は、昔の人や戦争マニアの方には、 新高山 と言った方が通りがいいかも??知れませんね。 台湾はこの玉山を抱える山塊のお陰で、本土の中心を縦断したり横切ったりという交通手段が無いのです。 よって、台北~台南まで行こうとすると、飛行機 を使う以外は車か電車でグルリと周回するしか手は無いのれす。 例えるならば伊豆七島の大島の様な感じというか...。 そんな台湾の都市の一つで、台北から50Kmほど南下した所にある 新竹 というところがワタシのこちらでの仕事場なのである。 お江戸に例えるならば、台北が東京都心とすると新竹は立川市といった感じの所である。(決して田舎という意味ではなく)
前回来た時は、ワタシ以外に2名程が一緒だったので晩飯 とかは一緒に食べていた。 当然ながら屋台や露店を探してそこで食おう!!なんて輩はワタシ以外に居る訳もなく、行き先はおのずともちっとまっとうな(!?)フードコートかレストランと相成りました。 むろんそれはそれでオケ~ なんですが、やっぱり一人になるとBグルハンターの血が騒ぐ..。 んな訳で今回はいよいよその怪しい店探しにウロついてきた訳であります。
生憎の週末雨天ということで、余り遠くには行けないから探す場所はおのずとホテルの近くになる。 したらば、ありましたありました。 モロ、ホテルの隣の隣くらいの所に。
ホテルの前の大通りを200mほど進んだ交差点の角に、この怪しい鶏肉料理の看板を発見したのだ。
店の前は、モロに車道(大通り)な訳ですからして、この様に台湾名物のスクター軍団がビン!ビン!に並んでいらっしゃる訳です。
そんな大通りに面した露店的佇まいの軒先で、元気印の母ちゃん風な方が、ビシバシと包丁捌きも鮮やかに、鳥肉をぶった切っていらっしゃった。
店の横では、料理に使う鶏肉が、そのまんまの形でグラグラと煮込まれてヲリました。
こちらは最初は何なのか分からなかったんですが、どうやら竹の子を煮ているらしかった。
と~~~ぜんながらこのお店、100%現地の人達しか来ない。 んな訳で、”エクスキュ~ズミィ~??” なんて言ったって、全然エクスキューズなんかしてくれません。 店内は怒涛の台湾語が激しく飛び交い、こちとら何を喋っているのかサッパリ分からん。 しかしながら、こ~~いう店は過去に何度も経験しているからナンとでもなるのだ。 先ずは、ニコやか笑顔 でオバちゃんの前に行き、鶏肉と麺を指差しながら ポーズを取れば良い。 以上で注文終わり。 後は同じく冷蔵庫にあるビール を勝手に一本出してくればグラスはオバちゃんが出してくれる。
そう、この店は至ってシンプルなお店故、( シンプル過ぎるという気もするが。 )店内にはメニューだとか価格表というものが一切存在してないのだ。 しかしながら、そこはBグルハンターの感どころが冴えるのだ。 客層からして100%現地の人達。 オマケに見ていると座ると直ぐにヌードル が出てきて皆さん一様に同じ物を食べている。 こ~~いうお店はシンプルで安いに決まっているのだ。
店内は現地の家族連れでごった返しておりましたが、皆さん食べるメニューは殆ど同じ。
先ずは台湾ビール でのど湿し。 そして待つことしばらくで、やはり最初に台湾ヌードル が運ばれてきました。
ホイ、これがこの店の台湾ヌードル。 肉類のトッピングは無く、非常にシンプルな構成ダス。
店内を観察して理解したのですが、ど~~やらこのお店は、この 2種類の自家製チリ(とんがらし) が肝であるらしい。
特にこちらの、ニラだか小ネギだかが混じった ナンプラー風チリ はキョ~レツでした。
これを、ホント少量づつヌードルに加えて味を見ながら追加したりしていくのだ。
適量入れたら、よく混ぜ混ぜして、さぁ~~てズルズルと頂きましょう~♪
いんや~、、、、この ナンプラー風チリ 、 か・な・り凶暴強烈な激辛味 であります。 写真の量を入れただけでも、まともに一片を噛んだりなんかすると、それこそ インパルス!!稲妻アッパーカット が、ぐりんぐりんに口中を駆け抜けて行きます..。 ドハゲホ 、、、いやはや、こないなキョ~レツな辛味トッピングは久々に食べたのだ。 お陰で、ビールはガン!ガン!進むわ、汗が滝の様に吹き出るわで、いきなり激戦モードになってしまいますた。
それにしても店内だけでなく、さっきから土産でヌードルや鶏肉を買いにくるお客が後を絶たずにひっきりなしにやって来る。 その後景は、お江戸で名うての焼きトン屋で見る様な、激戦モードの客商売風景であるのだった。
こちらが、厨房メインで鶏肉を捌いてくれているオバちゃんである。
土産客が一段落したところで、ワタシのところにも頼んでおいた鶏肉がやってきた。 トッピングは、ニラもやし。
どうやらこのタレに付けて食するらしい。 タレの味はナンとも形容し難いが、強いていうならゴマタレ風な感じというか..。 このタレには辛味は全くないのであった。
そしてお次は、青菜のスープ茹である。 その名の通りで、青菜を鳥スープでさっと茹でたものらしい。
青菜の中には、コレコレ、豚の血 を澱粉で固めた餅みたいなヤツが入っている。
当然ながら、これらの肴には、例のナンプラー風チリを少量づつ絡めて食べるもんだから、も~~~、、、ビール が止まらない止まらない。 あっという間に2本を呑んでしまった。
そして仕上げは、てっきりワンタンだと思って注文した、タケノコの柔らか煮汁。 コレは解したタケノコをじっくりと鳥スープで煮込んだものであった。
いやぁ~、、、食った食った、ご馳走様で、お会計となった訳ですが、右手の皿に堆く重なったティッシュの山は、当然ながらワタシの汗拭き 用であるのは言うまでもない。 【 きったねぇ~な、もぉ~、、。 】
こんだけ呑み食いして、御代は〆て、330元。 今のレートでいうと、日本円でちょうど ¥1,000 くらいである。 いやぁ~~、、、、満足満足であった。 日曜日もやってる様だったならば、もいっかい来ようかな。
こ~して土曜日のささやかな一人宴を満喫したのでありました。
前回来た時は、ワタシ以外に2名程が一緒だったので晩飯 とかは一緒に食べていた。 当然ながら屋台や露店を探してそこで食おう!!なんて輩はワタシ以外に居る訳もなく、行き先はおのずともちっとまっとうな(!?)フードコートかレストランと相成りました。 むろんそれはそれでオケ~ なんですが、やっぱり一人になるとBグルハンターの血が騒ぐ..。 んな訳で今回はいよいよその怪しい店探しにウロついてきた訳であります。
生憎の週末雨天ということで、余り遠くには行けないから探す場所はおのずとホテルの近くになる。 したらば、ありましたありました。 モロ、ホテルの隣の隣くらいの所に。
ホテルの前の大通りを200mほど進んだ交差点の角に、この怪しい鶏肉料理の看板を発見したのだ。
店の前は、モロに車道(大通り)な訳ですからして、この様に台湾名物のスクター軍団がビン!ビン!に並んでいらっしゃる訳です。
そんな大通りに面した露店的佇まいの軒先で、元気印の母ちゃん風な方が、ビシバシと包丁捌きも鮮やかに、鳥肉をぶった切っていらっしゃった。
店の横では、料理に使う鶏肉が、そのまんまの形でグラグラと煮込まれてヲリました。
こちらは最初は何なのか分からなかったんですが、どうやら竹の子を煮ているらしかった。
と~~~ぜんながらこのお店、100%現地の人達しか来ない。 んな訳で、”エクスキュ~ズミィ~??” なんて言ったって、全然エクスキューズなんかしてくれません。 店内は怒涛の台湾語が激しく飛び交い、こちとら何を喋っているのかサッパリ分からん。 しかしながら、こ~~いう店は過去に何度も経験しているからナンとでもなるのだ。 先ずは、ニコやか笑顔 でオバちゃんの前に行き、鶏肉と麺を指差しながら ポーズを取れば良い。 以上で注文終わり。 後は同じく冷蔵庫にあるビール を勝手に一本出してくればグラスはオバちゃんが出してくれる。
そう、この店は至ってシンプルなお店故、( シンプル過ぎるという気もするが。 )店内にはメニューだとか価格表というものが一切存在してないのだ。 しかしながら、そこはBグルハンターの感どころが冴えるのだ。 客層からして100%現地の人達。 オマケに見ていると座ると直ぐにヌードル が出てきて皆さん一様に同じ物を食べている。 こ~~いうお店はシンプルで安いに決まっているのだ。
店内は現地の家族連れでごった返しておりましたが、皆さん食べるメニューは殆ど同じ。
先ずは台湾ビール でのど湿し。 そして待つことしばらくで、やはり最初に台湾ヌードル が運ばれてきました。
ホイ、これがこの店の台湾ヌードル。 肉類のトッピングは無く、非常にシンプルな構成ダス。
店内を観察して理解したのですが、ど~~やらこのお店は、この 2種類の自家製チリ(とんがらし) が肝であるらしい。
特にこちらの、ニラだか小ネギだかが混じった ナンプラー風チリ はキョ~レツでした。
これを、ホント少量づつヌードルに加えて味を見ながら追加したりしていくのだ。
適量入れたら、よく混ぜ混ぜして、さぁ~~てズルズルと頂きましょう~♪
いんや~、、、、この ナンプラー風チリ 、 か・な・り凶暴強烈な激辛味 であります。 写真の量を入れただけでも、まともに一片を噛んだりなんかすると、それこそ インパルス!!稲妻アッパーカット が、ぐりんぐりんに口中を駆け抜けて行きます..。 ドハゲホ 、、、いやはや、こないなキョ~レツな辛味トッピングは久々に食べたのだ。 お陰で、ビールはガン!ガン!進むわ、汗が滝の様に吹き出るわで、いきなり激戦モードになってしまいますた。
それにしても店内だけでなく、さっきから土産でヌードルや鶏肉を買いにくるお客が後を絶たずにひっきりなしにやって来る。 その後景は、お江戸で名うての焼きトン屋で見る様な、激戦モードの客商売風景であるのだった。
こちらが、厨房メインで鶏肉を捌いてくれているオバちゃんである。
土産客が一段落したところで、ワタシのところにも頼んでおいた鶏肉がやってきた。 トッピングは、ニラもやし。
どうやらこのタレに付けて食するらしい。 タレの味はナンとも形容し難いが、強いていうならゴマタレ風な感じというか..。 このタレには辛味は全くないのであった。
そしてお次は、青菜のスープ茹である。 その名の通りで、青菜を鳥スープでさっと茹でたものらしい。
青菜の中には、コレコレ、豚の血 を澱粉で固めた餅みたいなヤツが入っている。
当然ながら、これらの肴には、例のナンプラー風チリを少量づつ絡めて食べるもんだから、も~~~、、、ビール が止まらない止まらない。 あっという間に2本を呑んでしまった。
そして仕上げは、てっきりワンタンだと思って注文した、タケノコの柔らか煮汁。 コレは解したタケノコをじっくりと鳥スープで煮込んだものであった。
いやぁ~、、、食った食った、ご馳走様で、お会計となった訳ですが、右手の皿に堆く重なったティッシュの山は、当然ながらワタシの汗拭き 用であるのは言うまでもない。 【 きったねぇ~な、もぉ~、、。 】
こんだけ呑み食いして、御代は〆て、330元。 今のレートでいうと、日本円でちょうど ¥1,000 くらいである。 いやぁ~~、、、、満足満足であった。 日曜日もやってる様だったならば、もいっかい来ようかな。
こ~して土曜日のささやかな一人宴を満喫したのでありました。