明けて三日目の朝である。 今日は雨予報 ではないものの、お空にはドンヨリ雲 が垂れ込めていらっしゃる。 ナンともスッキリしない空模様ではありますが、まぁ~、、、降られるよりはマシでせう。 さて、本日は撤収して初日に通った道を引き返すのみである。 楽と言えば楽ではあるが、距離といいヤブ漕ぎルートといい毎度のスチャラカお手軽ハイクの様にはいかんので、相応に気を引き締めて行かねばなるまい。
つ~訳で、二日間お世話になった幕営地に別れを告げます。 二日間の宿地世話、あっざぁ~~した。
ではでは、目前の バラ谷の頭 の笹腹激急登コースに向かうとしませう。
っと、その前に今回の幕営登山で世話になった 水場 のご紹介をしておきましょうかね。 水場は バラ谷の頭 ~ 黒法師岳 間の鞍部 にありまして、沢の源頭への下降点には、木のプレートが掛けてあります。
沢の源頭へは、林道側に幾重にも踏跡が付いてますので迷うことはないですが、入り口だけはこの様に笹でヤブヤブしてますので、注意が必要でごわす。
水も汲んだし、ではではエンジン全開で激坂を登りますかぁ~
笹の激坂を登って行くと、眼下には帰るべき山犬段方面に向かって、 南赤石林道 が延々と続いてヲリます。
バラ谷の頭を越えて、本土最南端2000mピークを過ぎて、さていよいよのヤブ漕ぎ地帯である。 その実は行きルートで取ったGPSログがあるので、例えガスに巻かれても迷う事はないかとは思いますが。
この痩せ尾根を通過すると、ヤブ漕ぎ地帯に突入である。
GPSログを辿って、順調に笹ヤブ道を漕いで行きまして、倒木帯に出ました。 したらばばってん、この倒木が座るには丁度良いということに相成りまして。
日が出てきて 天気も回復してきたし、今日は時間にも余裕があるしということで、ちょいと早いですがお茶 兼早飯 とすることにしました。
最後のランチは、朝作ったマカサラにオイルサーモンを挟んだサンドイッチ です。
本来、ワタシは大のライス派 でありまして、下界ではおおよそパンの類は食べないのですが、こ~~いった縦走登山の時は、先ずは日持ちと手早さと軽さが要求されるので、特に行動食では、パン を食すことが多いのでおます。
さて、腹も満たして休憩も十二分に取ったら先に進むとしませう。 さもないと根が生えちゃうからね。
ずいぶんと遠くに見えていた南赤石林道が、ハッキリ間近に見えて参りました。
行きには気が付きませんでしたが、笹尾根の脇には時折この様な水溜りがポツネンと在ります。 きっとこれらは、鹿とか野性動物達の貴重な水場なんでせうね。
ズンズン・グングン・黙々と下って行きまして、行き道中に合流した、千石沢への下降点に着きました。 ここに来るまでに遭遇したヒトは、 房小山山頂 で会った、山ネエちゃん一人でありました。
帰りのルートは、千石沢へは降りず稜線を真っ直ぐ進んで、 高塚山 への分岐となる三ツ合経由としました。
此処まで来ると、蕎麦粒山 と、林道崩落工事現場がハッキリと見えて参ります。
連続して出てくる凹凸の登り返しにヒ~ハ~ と 苦労しつつも、 何とか 三ツ合 の分岐点に着きました。 此処まで戻って来れば、長かったこのピストン登山も終わりが近い。
前年に登った時は、一面銀世界 だった登山道も、今は春の芽吹きを待つ木々で溢れておりました。 そして、程なくして 五樽沢のコル へと到着。
コルから一気に林道へと下りまして、後は林道を まで戻るだけである。
ここまで来れば戻りついたも同然。 あとは落石に気をつけながら昨年末にも通った同じ道を進めばよろし。
ゆっくりと歩いて、午後4時過ぎにスタート地点である山犬段に到着しました。 いやいや、長い道中お~~~~つかれさんでしたぁ~
山犬段の駐車場では、三日ぶりにエブリィ号とご対面しました。 留守番、ご苦労であったぞよ
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その後は、お片付けして麓の川根温泉へ直行~♪ すっきりシャッキリした後、国道1号線沿いの回転寿司屋でたらふく鮮魚を食った後、道の駅宇津ノ谷峠で最後のPキャンを楽しみつつ江戸に帰還いたのでありました。
【 完 】
<< 本日の歩行データ >>
歩行区間:幕営地 ~ バラ谷の頭 ~ 本州最南端2Km峰 ~ 房小山 ~ 鋸山 ~ 三合山 ~ 五樽沢のコル ~ 駐車場
歩行距離:20.1Km
歩行時間:8時間20分 (休憩時間含)
つ~訳で、二日間お世話になった幕営地に別れを告げます。 二日間の宿地世話、あっざぁ~~した。
ではでは、目前の バラ谷の頭 の笹腹激急登コースに向かうとしませう。
っと、その前に今回の幕営登山で世話になった 水場 のご紹介をしておきましょうかね。 水場は バラ谷の頭 ~ 黒法師岳 間の鞍部 にありまして、沢の源頭への下降点には、木のプレートが掛けてあります。
沢の源頭へは、林道側に幾重にも踏跡が付いてますので迷うことはないですが、入り口だけはこの様に笹でヤブヤブしてますので、注意が必要でごわす。
水も汲んだし、ではではエンジン全開で激坂を登りますかぁ~
笹の激坂を登って行くと、眼下には帰るべき山犬段方面に向かって、 南赤石林道 が延々と続いてヲリます。
バラ谷の頭を越えて、本土最南端2000mピークを過ぎて、さていよいよのヤブ漕ぎ地帯である。 その実は行きルートで取ったGPSログがあるので、例えガスに巻かれても迷う事はないかとは思いますが。
この痩せ尾根を通過すると、ヤブ漕ぎ地帯に突入である。
GPSログを辿って、順調に笹ヤブ道を漕いで行きまして、倒木帯に出ました。 したらばばってん、この倒木が座るには丁度良いということに相成りまして。
日が出てきて 天気も回復してきたし、今日は時間にも余裕があるしということで、ちょいと早いですがお茶 兼早飯 とすることにしました。
最後のランチは、朝作ったマカサラにオイルサーモンを挟んだサンドイッチ です。
本来、ワタシは大のライス派 でありまして、下界ではおおよそパンの類は食べないのですが、こ~~いった縦走登山の時は、先ずは日持ちと手早さと軽さが要求されるので、特に行動食では、パン を食すことが多いのでおます。
さて、腹も満たして休憩も十二分に取ったら先に進むとしませう。 さもないと根が生えちゃうからね。
ずいぶんと遠くに見えていた南赤石林道が、ハッキリ間近に見えて参りました。
行きには気が付きませんでしたが、笹尾根の脇には時折この様な水溜りがポツネンと在ります。 きっとこれらは、鹿とか野性動物達の貴重な水場なんでせうね。
ズンズン・グングン・黙々と下って行きまして、行き道中に合流した、千石沢への下降点に着きました。 ここに来るまでに遭遇したヒトは、 房小山山頂 で会った、山ネエちゃん一人でありました。
帰りのルートは、千石沢へは降りず稜線を真っ直ぐ進んで、 高塚山 への分岐となる三ツ合経由としました。
此処まで来ると、蕎麦粒山 と、林道崩落工事現場がハッキリと見えて参ります。
連続して出てくる凹凸の登り返しにヒ~ハ~ と 苦労しつつも、 何とか 三ツ合 の分岐点に着きました。 此処まで戻って来れば、長かったこのピストン登山も終わりが近い。
前年に登った時は、一面銀世界 だった登山道も、今は春の芽吹きを待つ木々で溢れておりました。 そして、程なくして 五樽沢のコル へと到着。
コルから一気に林道へと下りまして、後は林道を まで戻るだけである。
ここまで来れば戻りついたも同然。 あとは落石に気をつけながら昨年末にも通った同じ道を進めばよろし。
ゆっくりと歩いて、午後4時過ぎにスタート地点である山犬段に到着しました。 いやいや、長い道中お~~~~つかれさんでしたぁ~
山犬段の駐車場では、三日ぶりにエブリィ号とご対面しました。 留守番、ご苦労であったぞよ
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その後は、お片付けして麓の川根温泉へ直行~♪ すっきりシャッキリした後、国道1号線沿いの回転寿司屋でたらふく鮮魚を食った後、道の駅宇津ノ谷峠で最後のPキャンを楽しみつつ江戸に帰還いたのでありました。
【 完 】
<< 本日の歩行データ >>
歩行区間:幕営地 ~ バラ谷の頭 ~ 本州最南端2Km峰 ~ 房小山 ~ 鋸山 ~ 三合山 ~ 五樽沢のコル ~ 駐車場
歩行距離:20.1Km
歩行時間:8時間20分 (休憩時間含)